ワークフローの設計
ワークフローを空の状態から作ることはできません。ワークフローはエージェントスキル、つまり A2Flow がクローンして最新に保つ Git リポジトリから生成され、設計を凍結する価値が出るまで磨かれます。
公開済みのリビジョンがないスキルは、ワークフローの生成にも実行にも使えません。2 つのエージェントが従うのはクローンそのものなので、それが出るまでは従う先がないからです。
設計実行
生成はワークフローをその場で登録し、設計の作業は背後で進めます。LLM に対する本物のエージェント実行なので、画面を開いたまま待たせるのではなく、レコードのほうが作業中に自分を更新します。
- 生成ダイアログのプロンプトが、そのワークフローの設計セッションの最初のメッセージとして送られます。
- 設計エージェントはスキルを読み、依頼を手順に割り、タスクテンプレートとして登録します。これは依存グラフで、各手順が「どの手順が先に終わっている必要があるか」を宣言します。
- 必要な手順には、その手順が呼んでよい MCP ツールを束ねます。
- 会話がワークフローの Generated prompt(実行のたびに文脈として渡される文章)に要約され、実行する人向けの短い Description も書かれて、ワークフローが
draftになります。
生成ダイアログに入力した依頼自体はワークフローの項目としては残りません。設計会話の最初のメッセージとして残り続けます。だから同じチャットをあとから開いて結果を磨けますし、何も登録できずに終わった実行でも、空のレコードではなく使える出発点が残ります。
タスクテンプレートが持つもの
| テンプレートが持つもの | 補足 |
|---|---|
| タイトルと説明 | 実行エージェントが読む形の手順です。タイトルはタスク一覧でチップとして読めるよう短く保たれます。 |
| 依存先 | 同じワークフローのテンプレートへの辺です。閉路になる辺は拒否されます。 |
| MCP ツール | この手順が呼んでよい (サーバー, ツール) の組です。組ごとに、この手順を覆う承認が呼び出しの値を縛るかどうかを持ちます。読むだけのツールは入力の承認が要らないものとして印を付けます。実行は自分の割り当てを編集できないので、この選択ができるのはここだけです。 |
| ステータスは持たない | ライフサイクルは設計ではなく実行のものだからです。 |
テンプレートは設計チャットからでも、管理画面のフォームからでも、その両方を混ぜても磨けます。画面についてはワークフローを参照してください。設計エージェントはテンプレートを直接編集し、何も実行しません。だから設計セッションはチーム全員で共有しても安全です。
設計時のツールの束ね方
ツールを選ぶことと、ツールを呼ぶことは、意図的に別の規則で扱われます。
| 操作 | 誰がするか | どう制限されるか |
|---|---|---|
| サーバーが広告するツールの一覧取得 | 判断中の設計エージェント | 制限されません。ツールを見つけることこそ設計実行の目的だからです |
| ツールの呼び出し | 実行中の実行エージェント | 実行がいま進行中にしているタスクに束ねられたツールだけに制限されます。MCP ゲートウェイとプロキシを参照してください |
つまり、ここで書かれたバインディングはモデルへのヒントではありません。実行時にゲートウェイが強制する許可そのものであり、そのタスクの証明書が、タスクが始まった瞬間に(承認が必要なタスクならその承認が下りた瞬間に)凍結する集合でもあります。
公開
公開は設計を凍結します。ワークフローの名前、説明、実効的なプロンプト、そしてテンプレート一覧の全体(依存の辺とツールバインディングを含みます)が番号付きの新しい公開版として取り込まれます。それより前の版は版の履歴に残ります。ここで AI は動きません。公開はスナップショットであって、レビューではないからです。
そのあとの編集はワークフローを modified にしますが、実行される内容は変わりません。実行は次に公開されるまで公開版を使い続けます。すでに始まっている実行はどちらにせよ影響を受けません。開始した時点で自分の写しを取っているからです。
公開版は、ほとんどの人にとって唯一見える版でもあります。modified の間、未公開の名前・説明・プロンプト・タスクテンプレートが見えるのは Developer と Super Admin だけで、他のロールはどの画面でも公開版を読みます。ワークフロー一覧で名前を検索したり並べ替えたりするときも公開版の名前が使われ、ステータスは published と見えます。Developer はどちらの設計でも実行できます。公開版は本番の申請として、編集内容はテスト実行として実行され、後者はツールをモックでき運用メトリクスからは除外されます。