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AI Agent as a Workflow

ワークフローエンジンは、エージェントそのもの。

A2Flow は、AI エージェントを中心に一から作りなおした、チャットで進めるワークフローエンジン(Chat-Driven Workflow)です。既存のエンジンに AI のステップを足したものではありません。実行するのはエージェント自身です。段取りを立て、判断が要るところでは人に尋ね、残りは自分で片づけます。立てた計画はワークフローとして残り、次も同じ手順で動きます。チャットの柔軟さと、手順書の再現性の両方を持ちます。

ワークフローの中の AI

フローチャートがプログラムで、そのどこかに「AI」と書かれた箱が置いてあります。項目を埋め、要約を書き、問い合わせを分類する。そこで出番は終わりです。制御は去年だれかが描いた図に戻り、あとの工程はこれまでどおり流れていきます。

AI がワークフロー

戻る先の図がありません。エージェントが手順書を読み、ステップを組み立て、ツールを結びつけ、承認を仰ぎ、実行します。ワークフローはエージェントが参加する対象ではなく、エージェントの振る舞いそのものです。

01 設計

図を描かずに、会話で設計する

出発点はエージェントスキルです。Git リポジトリに置いた SKILL.md ファイルなので、ほかのコードと同じようにバージョンを管理でき、レビューもできます。あとは AI と話すだけです。AI がタスクの並びを下書きし、あなたが直し、各ステップに必要なMCP ツールをその場で結びつけます。こうして公開されるのは、エージェント自身が立てた計画です。誰も図を描かずに済み、どの実行も同じ手順をたどります。

02 実行

実行は、複数人が入った一つの会話

ワークフローを実行すると、共有のチャットが一つ開きます。申請者が用件を書き、エージェントがタスクをたどり、承認者はその同じ場でコメントを添えて判断します。チケットの列に並ぶことも、別の連絡経路を用意することもありません。「私の依頼はどうなりましたか」と聞いて回る手間もなくなります。

03 統制

ツールの実行は、署名された承認が通す

承認は、エージェントに守るよう頼むお願いではありません。ツールを呼ぶタスクはどれも、証明書が出た時点で持っていたツールに対する短命の X.509 証明書を持ち、MCP ゲートウェイは、これを署名付きで提示しない呼び出しを拒みます。承認するというのは、その証明書に承認者の名前を載せることです。誰にも承認を求めなかったタスクは、その実行を始めた人の権限を持ちます。どちらもプロンプトインジェクションで言いくるめることはできませんし、エージェントが後から範囲を広げることもできません。許可された呼び出しも拒まれた呼び出しも、証明書のシリアルと、署名した正確なバイト列とともに記録されます。

計画する。承認する。実行する。

ワークフローに本当に要るのは、この三つだけです。A2Flow はそれを残し、あいだの作業をエージェントに渡します。AI と一緒に回す標準運用手順書 (SOP)、それが A2Flow のワークフローです。

次に読むページ

  • クイックスタート — 手元のマシンでバックエンドとフロントエンドを動かす
  • 用語 — ワークフロー、設計セッション、実行、ワークフローセッションの違い
  • エージェントスキル — ワークフローの設計元になる、Git 管理の手順書
  • ワークフロー — スキルからワークフローを生成し、調整して、公開し、実行する
  • 承認 — 実行が人を待って止まるしくみと、証明書が許可する範囲
  • 設定リファレンス — バックエンドが読む環境変数の一覧